快晴!山菜採りに行くぞい!
昨日からようやく、ようやく気温が20℃を上回った!
春を感じさせる、良い気温だ。
だから行ってきたぞ、山!
ウドの芽採ってきた!
ウドっていうと細くて長い茎とかがスーパーで出回るんだがね。
芽を好んで採るやつも珍しいかと思う。
個人的にはアクが強すぎず、どちらかというと好んで芽を取ってしまうのだ。
(あと単純に行くの早かったのは内緒...)
採り方は簡単。
枯れ木を見つけて、根を掘る。赤い芽を採る。匂いを嗅ぐ。(←これ大事)
山菜というのは見た目が非常に酷似しているものだったり、匂いが嗅ぎ分け辛かったりすることが多い。
キノコ採りとか毎年勘に頼った採取をして死亡する例が後を絶たない。
だから視覚、嗅覚、知識を駆使して正しい物を採る。
怪しいなと思った物は例えあっていたとしても、捨てるのが正解。
1個のはずれで命失うのは割に合わないだろう?
正しいものと判断出来たら、翌年も生えてくれることを願って、土を被せて戻しておく。
なるべく汚さない、自然様への礼儀だ。
して、これが採れたウドの芽だ。
洗って天ぷらにするとビールが足りねぇんだw
で、折角山に来たしタラの木も見てみようと思ったがまだ出ていなかった。
出ていなかったが、んー。酷い有様なんだよなーこれ。
タラの木は周りがトゲに覆われた危険な植物だ。
間違えて掴んだら手が血まみれだったなんてこともある。
加えて木が硬い上に、芽はてっぺんに生えてくるから採りづらいことこの上ない。
それをこうやって樹皮をナイフかなんかで剥いで掴みやすくしたんだろうね。
鹿は間違ってもトゲだらけのタラの木は噛まないから、人間の仕業だろうなと思うよ。
生きている木の皮を剥ぎ取るなんて、酷いと思わんのかね。
もうこの木はこのまま枯れていくんだろうな。
あの、、、楽したい老人なのか、勝手を知らない若者なのかわからないけど、モラルくらい持ち合わせて山に入ろうよマジで。
最近注目を浴びてるキャンプ場荒らし問題でも散々Twitterに上がってるけど。
山菜採りに来てるけど、山壊しに来てるわけじゃないからね。
キャンプに行って火は起こすけど、山燃やしに行ってるわけじゃないからね。
樹皮剥いでまで芽が食いたいなら素直にスーパーで金出して買えばいい。
痛い思いしないでも業者が採ってくれたやつ食べてりゃいいよ。
わざわざ環境破壊しにご足労してまで山に行かなくても結構なのよ?
胸糞悪いけど、これも情報化社会の弊害よね。
、、、散策を続けよう。
これはふと沢に降りた時に見つけた黄色い花。
太陽に照らされてそれはそれは美しい黄色い花を咲かせていた名も知らぬ花。
帰宅後調べてみると蝦夷立金花(エゾノリュウキンカ?)というキンポウゲ科の多年草らしい。
この、葉っぱの形がフキに似ていることから、ヤチブキともいわれる。
一応食えるらしいが、生長したやつは下痢とかの中毒症状があるみたいだから、分らないうちは食わないに越したことないね。
美味いのかな、、、?
今度遭難してサバイバルする事になったら食べてみるわw
まだ雪が解け切っておらず、雪解け水が流れて沢が澄んでいた。
飲めそう、、、飲みたい、、、でもエキノコックスになるから北海道の山水は基本飲用禁止だw
とりあえず、今夜のおつまみ程度に採れたので、ドライブしながら帰路につく。
途中見た当別ダム。
丁度放水していたから写真を撮りに寄った。
どこのダムでも有名な話だが、ここも元々ダムができる前は周辺に住民が住んでいた土地だったそうだ。
出来れば協力なんてしたくなかっただろうが、彼らが断腸の思いで立ち退きに協力してくれたおかげで、このダムが出来上がったのだそうだ。
だからたぶんこの上にあるふくろうの湖の底では、かつて人が暮らしていたはずだ。
綺麗なダムだが、そう思うと素直に喜べない話でもある。
文明が発展するとはいえ、自分の実家や住み慣れた土地にダムを造りたいなんて言われたら俺だってたぶん反対する。
だからこの犠牲は本当にとてつもなく尊いものだと、感慨に耽りながらしばし眺めていた。
さて帰って天ぷらを作ったのだが、写真撮り忘れたw
時間も遅かったし腹が減ってブログのことなんて頭から飛んでたw
それでは今日も!命に感謝して!
最近、かのyoutuberよしゅあ氏に倣ってビールをグッとやるときは命に感謝するようにしている。
それが転じて、「ビールを飲む」=「命に感謝する」と言ったりするw
みんなも使ってみてくれw
<使用例>
上司:おい牧野?お前、今日は命に感謝するのか?
牧野:もちろんですよ!僕は毎日、命に感謝して生きてますから!
上司:そうか!お前もデキる男になってきたな!よし、ここは俺が持つよ!
牧野:えぇ!?良いんですか!?ごちそうさまです!!
※面白いので奢る方と奢られる方の作法はこの動画を観てくれ。
NAMIKIBASHI 日本の形「宴 」 - Bing video
というわけでウド採りに行ったよって話と、自然は大切にしようねって話でした。