枝折-しおり-

趣味や日常の出来事など気ままに、マイペースに綴っています。

巾着袋のナゾを追え/知床遊覧船ニュースで思う事

私、趣味でレザークラフトを嗜んでおりますの。

そしてちょこちょこ、販売をしていたりもしますの。

 

今回は、そういったモノづくりを行う中で発見した一つの品物と、私の探求心をご紹介したいと思うw

 

百聞は一見に如かず、まずはモノを見て頂こう。

こちらだ。

 


元々は母方の祖母から母へ、そして兄へ、最終的に私の元へと渡り歩いてきた歴史を持つこの巾着袋。

オーストラリアの地形図が描いてあり、-SACHI BUKURO-と刻印が押されてあることから、たぶん日本で購入されたものではないかと考えてはいるが、、、詳細は不明だ。

あとカンガルーの刻印可愛い。ほしい( 'ω')

 

 

そして疑問なのはこれの作り、構造だ。

縫い目がないのだよ、、、どこにも、、、。

つまり彼は、縫われていないという事なのだよ、、、な、なんだってー!w

 

革は伸縮するから、水につけて袋状に伸ばしたのだろうか、とも思うのだが、そうすると首の部分のくびれをどう表現するのかと、考えたわけですw

 

ネットを調べたり、自分で構造を研究したりしているものの、分らずじまい。

どのようにして作られたのかまるで分らない。

  

うん、まるで分らないw

あ、なるほど、、、これがオーパーツってやつか?w

 

一般的に出回っているポーチは大体上下対称にカットされて、両側面を縫い合わせたような作りになっている。

これを参考に巾着型コインケースを作成しようと思っていたのだが、、、まさかここまで頭を悩ませる代物だとは思わなかった。

 

これが私の手元に来たのは小学生の頃なので、かれこれ20年近く経つのだが(やべ、年齢バレるw)ここまで奥深い袋だったのかと今頃になって気付いたw

 

幼心に紐は一度交換しているんだよなぁー。

まだ本革と合皮の判別もつかない頃だったけど、偶然にもちゃんと本革の紐を使っているあたり、センスはナイスでしたわね(*‘ω‘ *)

(▬д▬)<俺のチョイスまじナイスなセンスだyeah!

自分で言うなって感じだし別にラッパーってわけじゃないんですよ?w

 

 

正直、似た素材はあるから、容易に複製できると考えていた、、、甘かった。。

もしかして、今までの持ち主の中で彼のポテンシャルに気付いたのは私だけなのではないか?w

 

B.R「一体どうやって作られてきたんだぽまいは、、、!」

幸袋「・・・。」

まぁ、喋ってくれるわけもないけど、そんな風に問いただしたいくらいには製法を知りたいと思っているのだ。

こうやって物言わぬ物体と魂を交わして語り合う時間、わりと好きですよw

 

知り合いに皮革製品に詳しい先生とかいれば真っ先に訊きに行くのに、悲しいかな、独学とセンスで弄ってる段階だからそのような先生はまだ周りにいらっしゃいませんの。。。

 

というわけで、今の私のレベルでは製法を解明するには至らない代物でした。

いつかこの謎が解き明かされる時は、私のクラフターとしてのレベルがこのアイテムの装備レベルを上回った日という事であろうw

 

この袋の作り方について、、、何の成果も、、、得られませんでしたぁ!!!!

ソース画像を表示

 

 

というわけで私のレベルが上がったら、またご紹介させて頂きたく!

 

 

 

 

 

最後にネタでオチをつけようと思って載せたこの某巨人アニメのワンシーン、、、

この後のお母さんの、息子の状況を知った顔を見て思い出してしまった、、、知床斜里町の遊覧船沈没事件。

(これが脳裏を過ったからお母さんの顔は載せられなかった)

 

ご遺族の方々の、心中お察し致します。

 

きっとみんな楽しい、素敵な思い出を作って、それぞれのおうちに帰って、「知床の船楽しかったね!」「やっぱり北海道は良かったなぁ!」なんて、土産話に花を咲かせながら、温かいご飯を食べて、ふかふかのお布団で寝て、いつもの平和な優しい日常に戻れるはずだったんだ。

「リフレッシュできたし、明日からまた頑張ろう」って思えるはずだったんだ。

 

だってのに、、、岩の場所を把握してなかっただとか、緊急用のボートを積んでいなかっただとか、アンテナ不良、整備不良、、、不祥事がまぁ出るわ出るわ。

 

俺が今から斜里町までバイク走らせて、あの社長のふてぶてしい面に拳の一つでも叩き込んでやりたいくらいだ、、、本当に悔しい。

ただ素敵な思い出を作ろうと思っただけの人々が酷い目に遭わされて、なんでお前はのうのうと生きているんだって、言ってやりたいよ。。

 

 

北海道民として他県の皆様に示しがつかん、、、会わせる顔もない。。。

本当に、、、いや本当になんとお詫びの言葉を述べればよいのか、、、

もう北海道の面汚しも甚だしいですよアイツ。悔しくてたまらない。

 

今日も決死の捜索が行われたとの事でしたが、本日はおひとりも、見つけてあげることができなかったというお話でした。。

 

間が悪いことに、明日から2-3日は天候が悪く、海が荒れるそうで、捜索は一旦落ち着いてからになると報道で拝見しました。

 

こんな時に台風出来なくてもいいじゃないか、、、。

一刻も早く見つかって欲しい、、、生きて帰ってきてほしい。。

そう思わずにはいられません。

 

風向き的に北方領土の方に流されるかもしれないという話だったけど、こんな情勢でもロシアが協力的な姿勢を示してくれているとの事で、そっち方面の捜索もできるらしい。

 

みんなが早く温かいおうちに帰れることを、切に願っております。

 

こんな小さいブログの、誰とも知れない私が頭を下げてどうにかなる話でもないけれど、ニュースを知った皆さんの思いを吐き出して、少しでも気持ちが楽になったら、嬉しいなって思います。